失礼ながら、この人たちの名前を初めて聞いた。
なぜ聞いたかといえば、あたらしいAppleの宣伝しかもiPodやiTunesではなくて、久しぶりにMacのTVCMが始まって、それに出ているのがこの人たち、というゆえんだ。
「こんにちは、Macです」からはじまる軽いリズムに乗って流れるこのCM、いまのところ3バージョンあるらしい。そのうちの一つに「ウイルス」というのがある。この「ウイルス」バージョンは、「Windowsには114000種類ものウイルスが出回っているが、Macはウイルスの心配はないよ」というもの。
実際、去年1年間でMacをターゲットにしたウイルスはいわゆる「コンセプト実証型」(こういうことができますよ、というデモの為に作ったもので、実際にはほぼ出回っていないもの)が10種類ほど(数は適当)あっただけ、という状態で、そういう意味では確かに安全ではある。
しかし、別段Macがウイルスを実行できない特別な仕組みがあるから安全というのではなく、単に今のところ狙われていないから、というのにすぎない。いうなれば、山奥の村に住んでる人は「家に鍵なんかかけないよ」という人が多いのと同じような感覚か。
正確には、Macではシステムに変更を加える時は常にパスワードの入力を求められる(つまり知らない間にシステム全体に関わるソフトをインストールされるということがない)ので、Windowsと全く同じ条件というのではないのであるが、それでも何も警戒しなくてよいというわけでは決してない。
個人用のMacに関して、ウイルス対策ソフトまで導入して防御する必要は現在のところないと個人的には思うが、出元不明なファイルを開いたり不用意に怪しいリンクをクリックしたりしないといった基本を守ることと、いざ流行りだしたときに対応できるように情報収集は常に怠らないようにしたい。