先日、Parallelsというソフトウェアを紹介した。Macの中で仮想的にWindowsを動かすというソフトだ。
12月1日にこのParallelsに大きなアップデートがあった。まだβ版(作りかけ)での発表なので、正式なアップデートではないが一般の人もダウンロードして試してみることができる。
今回のアップデートはかなり面白い。
目玉はなんと言っても、Coherence(コヒーレンス)モードだ。こんな感じ。

WindowsのInternetExplorerのウインドウがあたかもMacのソフトのように画面に表示されているのがわかるだろうか。
ちなみに以前はこんな感じだった。

Windowsのデスクトップが表示され、その中にInternetExplorerのウインドウがある。要するにWindowsマシンを使った時のモニタの表示そのままだ。
どうやってこんなことが可能になっているのか、といえば、実のところ仕組みは単純である。Windowsのデスクトップを完全に透明にしてしまえば、Windowsのウインドウが表示されている部分だけが表示され、デスクトップが見えるはずのところは透明だから後ろにあるMacのウインドウやデスクトップが見えているという仕掛け。

たったそんなことか!と思いつつも、素晴らしいアイデアだ。また、実際に実現するには困難な技術的作業もあっただろうと思う。こういう進化を目の当たりにするのは本当に楽しい。
他にも、以前要望を書いていたファイルのドラッグ&ドロップでの受け渡しや、BootCamp用としてインストールしたWindowsボリュームからParallelsでWindowsを起動する(ややこしい)ことも可能になっているらしい。さらに、以前Parallelsではうまく動かなかったICカードリーダが正しく動くようになった。
結構前の話であるが、年内には3Dゲームも動くようにするぜ!という発表もあったので、さらなる改良がありそうだ。年末年始の楽しみとなるかもしれない。