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2006年10月06日

Macは仕事で使えるか

クリエイティブ系の職種には今でも強い人気があるMac。
まだWindows95も出てなかった頃に、使いやすいソフトでプロ業界を席巻したという経緯があったために、そこからの互換性を重視して現在でもMacを使い続けている、というのが理由としては多いようだ。

一方、ビジネス系ではMacはあまり見かけることがない立場になってしまっている。
しかし、私はあえてMacで仕事ができたらいいなと、色々検討しているのだ(少しでも楽しく仕事したいからね)。

具体的な取り組みについてはまた後ほど。

2006年10月10日

Macは仕事で使えるか その2

 Macも当然コンピュータだから、ほとんどの部分で問題なく仕事につかえる。
 メールやホームページで調べものをしたり、ホームページを作ったり、紙ベースの申請書の作成といったところは、すべてMacで大丈夫。

 しかし、シェアの偏りには勝てず、どうしてもWindowsを使わなければならない場面が出てきてしまう。
 たとえば、電子定款認証においては、PDF書類に電子署名をしなければならないのだが、この電子署名のためのソフトはWindows専用なのでMacだけでは電子定款認証に対応することができない。
(いままでの定款は、ただの紙書類なのでMacで作成し、プリントアウトすればそれでOKなのだけど・・)

さて、そこでWindowsをどうしても使わなくてはならない業務をどのようにカバーするか、というところが問題となってくるが、これには大きく分けて3つの方法がある。

(1)専用Windowsマシンを買う
 まあ真っ当な方法。しかし、あまりやりたくない方法でもある。MacとWindowsマシン両方を持ち歩くわけにはいかないし、データ共有の点でも問題がある。
(2)PCエミュレータを使用する
 PCエミュレータとは、MacOSの中でWindowsマシンの環境を再現するソフトのことで、これがあればMacのソフトとWindowsのソフトを両方同時に使える。
(3)MacマシンでWindowsを動かす
 2とどう違うのかと言われそうだが、現在のMac(というパソコン本体)は、MacOS(というOS)とWindows(もちろんOSのこと)のどちらでも使用できる。
 そこで、手持ちのMacBook ProにWindowsをインストールして正真正銘のWindowsマシンとして使うことができてしまうのだ。

 私は主に現在(2)の方法で仕事環境を統一している。それぞれどのような利点や欠点があるのか、というところはまた後ほど。

2006年10月14日

Macは仕事で使えるか その3

 前回は、どうしてもMacでカバーできないところをどのように補うかということで、(イ)PCエミュレータと(ロ)Windowsブート の二点を紹介した。
 今回は、(イ)を具体的に説明したい。

 PCエミュレータとは、Macの中で一つのソフトとして、Windowsマシンの動作をまねするソフトのことで実は結構古い歴史のあるジャンルのソフトである。
 例えば1997年頃にSoftWindowsというものが発売され、後にVirturalPCが発売された。この頃はMacがPowerPCを採用した直後あたりで、今から考えればCPUのパワーは圧倒的に足りないはずなのだけど、その頃はWindowsPCだって486だったりPentium/133Mhzだったりなのだから、まあ問題なかったのかもしれない。
 残念ながら、この頃はあまりWindowsを使う用事もなかったので(あと、かなり価格が高かったような記憶もあり)触ったことはなかったが、当時の雑誌記事などでは悪くない速度で動いていたとのことだ。

 ただ、このエミュレータは、まったく違うCPUで動くはずのWindowsPC本体を再現するため、Pentium(Windows)からPowerPC(Macintosh)への同時通訳というべき処理が常に必要となっていた。そのため、動作速度はあまり速くなかった。
 実際、私も最後のバージョンとなったVirturalPC 7を購入し、iMacG5上でWindowsXPを使ってみたが、画面上のボタンを押して反応が返ってくるのが2秒後、といったことはザラだった。後にWindows2000をインストールするようになり、そちらはそれなりに実用的に動いたが、それでもスローモーションがかった動きになっており、常用できる速度ではなかった。
 そのため、Macの画面でWindowsが動いていることだけでなんとなく面白いというホビー要素、もしくはホームページ作成のときにWindowsのInternetExplorerでどのように表示されるかという確認のためというくらいでしか使っていなかった。

 しかし、このような状況はMacがインテルプロセッサ(Pentiumと同系統のCPU)を採用することになってガラッとかわってしまったのだ。

2006年10月18日

Macは仕事で使えるか その4

前回は、PowerPCを使っていた頃のMacにおけるPCエミュレータの状況について述べた。これはだいたい97年頃〜2005年頃にあたる。

2006年1月、記念すべきインテルCPU採用の初めてのMac、iMacが発売された。
CPUが異なるのであれば、たとえ同じMacOSであっても基本的にはソフトの互換性はない。そこで何らかの混乱が起こるのではないかと思われたが、用意周到なAppleは一般ユーザーには意識させない形で互換性の確保に成功していた(Rosettaテクノロジーと称されている)。
現時点ではIntelへの切替えからもう一年近くたっているが、CPUの変更という一大事がそれほどの混乱なく済んでしまったことはAppleの戦略勝ちだといえるだろう。

もっとも、Macは95年頃に68000系CPUからPowerPCへの変更という、今回と同じような経験を混乱なく経ているので個人的には今回もあまり心配はしていなかった。(その時は「68kエミュレーション」という技術を使っていた)

脱線した。それはともかく。

インテルCPUへの変更によって、PCエミュレータの状況は変わった。
前述のRosettaテクノロジーを使っても、VirtualPCは動作しなかったため、インテルプロセッサを使ったMacでPCエミュレータを使えない状況がしばらく続いた。
そこに、突然現れたParallels(パラレルズ)というソフト。このParallelsのパフォーマンスは目を見張るものだった。
MacとWindowsが同時に動き、かつそのWindowsの動作速度も実際のウインドウズパソコンにも引けを取らない。しかも、MacとWindows間のファイル共有も簡単。
このParallelsの登場によって、PCエミュレータの実用性は一気にあがったのである。

2006年10月24日

Macは仕事で使えるか その5

 文字ばかりのエントリーが続いている。
 ここらで画像を交えてみたい。

 普通の人なら、PCエミュレータといってもあまりピンとこないかもしれない。そこで、どんなものかまずみてもらおう。
 こういうものである。
screenshot1.png

 小さくてよく見えないかもしれないが、Macの一つのウインドウのなかで、Windowsの画面が再現されている。InternetExplorerはもちろん、Windows用ソフトは何でも(例外あり)動く。
 普段はMacで仕事をして、Windowsが必要な場面になったらサッとこのParallelsを起動すれば、あとはWindowsパソコンを使うのと同じように作業できる。結果をまたMacに持って帰ってきてMacで作業を続けるという具合。
 MacのソフトとParallels内のWindowsソフトの間でのコピー&ペーストも自由自在。MacとWindows間でファイル自体もやり取りできるので本当に便利だ。

 もっとも、このParallels、VirtualPCに一つ及ばない点がOSをまたいだファイルのドラッグ&ドロップができないところ。MacからWindowsへファイルを渡そうとすれば、Mac側から専用のフォルダに入れて、それをWindows側で取り出すといったことが必要になる。VirtualPCなら、WindowsのデスクトップからMacのデスクトップへファイルをドラッグ&ドロップ!ということも簡単にできていたので、ぜひこれができるようになってもらいたいと思っている。

 Macでできない仕事をWindowsで補うというのは、具体的には以下のようなもの。
 電子定款認証に必要なソフトウェア、電子申請ができるウェブサイト、カード式の電子証明書(公的個人認証)、建設業許可申請のためのソフトウェア(これは手書きでもいいんだけど、少々しんどい)・・等々

 ・・・これから発展しそうな分野がもれなくMac非対応になっている。行政には強く対応を求めたい。
 だいたい、こういう行政機関のやる仕事で特定のパソコンがないと利用できないというのはどうだろう。これでは名古屋市役所の駐車場にはトヨタ車しか停めてはいけないというようなものだ(違うか)。
 現在の多くの電子申請ウェブサイトでは、「Java」が使われている。このJavaは、もともと一つのプログラムがあらゆる環境(OS)で動作するように、という理念で作られたもの。なのに、Javaで作られた申請プログラムはWindowsでしか動かない。これでは何のためにJavaを使っているのか、と言われても仕方ないのではなかろうか。

 まあ、気を取り直して。
 とりあえず、紙ベースの申請についてはMacで何の問題もない。幸か不幸か、いまのところ電子申請が急激に普及するという見通しもない。
 余談だが、Mac対応が公式に発表されている珍しい(笑)サイトをあげておこう。インターネット経由で登記情報を見ることのできる「インターネット登記情報提供サービス」というところ。本来Javaを使うのであれば他のサイトもこうあってほしいところだ。

2006年10月26日

Macは仕事で使えるか その6

 さて、前回Parallelsを使ってWindowsを動かしたときに「Windows用のソフトもほとんど動く(例外あり)」と書いた。

 少し仕事からは離れるが、どんな例外があるのかを紹介しよう。

 まず、ゲームソフトについては動かないものが多い。
 古くは「ラグナロク」から「FinalFantasy11」、いまCMでやっている「テイルズウイーバー」まで枚挙に暇がない。
 驚異の速度を実現しているParallelsにおいても、やはりエミュレーションによってPCの環境を再現していることには変わりない。この再現された環境が3Dアクセラレーションをサポートしておらず、上のようなゲームを起動しようとしてもエラーが出て動作しない。
error.png
 もっとも、これは仕事には関係ないので、それほど大きな問題ではない(ということにしておこう)。

 また、外付けのハードウェアについては動かないものがいくつかある。
 最近、公的個人認証のためにいわゆる住基カードが発行されているが、これに埋め込まれる電子証明書を読み取るためにはICカードリーダーというものをUSBでつける必要がある。
 私が持っているのは、アテナ スマートカートソリューションズ社のASEDrive IIIeというものなのだが、これを刺しているとParallelsを起動したときに、「USBデバイスをMac側から切り離せませんでした」というようなエラーが出て、案の定Windows内でも認識されない。
 一方、Felicaリーダ「Pasori(パソリ)」は問題なく動作した。
 ASEDrive IIIeはMacにも対応しているため、却ってParallelsでエラーが出てしまうのだろうか。他のICカードリーダも機会があれば試してみたい(ないと思うが)。
 USBメモリやハードディスク、プリンタ等の一般的なUSB機器は問題なく動くので不便を感じない人が多いだろうが、私としては非常に惜しいところである。

 他、Firewire機器は全く動かなかったり(これは動かないのが仕様である)、DVDの書き込みができなかったり(これも仕様)と、色々まだ実機とは異なるところも多いが、時間が解決して・・くれるのだろうか。(ちなみに、VirtualPCにもこの2つの問題があり、8年の時間をかけても解決はしないまま開発中止になってしまった)

2006年11月01日

追加

 Slashdotで知ったのだけど、Macに対応している公的サイトがまだあった。チェックしてたつもりだったのだけど、なぜか気づいていなかったみたいだ。どこかといえば、e-govというところ。

 いままで気づかなかったのが疑問なほど大規模で「電子政府の総合窓口」という触れ込みである。これがMacで使えるなら、Macで電子申請の未来も明るい!

 ・・と、喜んだのもつかの間。
 色々な手続が書いてあるが、e-govのサイトから他の省庁のサイトにジャンプしてそこで申請、というパターンが多く、せっかくe-govではOKでも、ジャンプ先のサイトではやっぱりWindowsのみ、というパターンがほとんどだった。

 ま、政府インターネットテレビもMac対応したしね。気長に待ちますよ。

2006年11月07日

FAX転送ができなくなった?

 当事務所のFAX ブラザーのMFC8820JNは、いわゆるレーザープリンタと一体の複合機というやつで、これには届いたファックスをデータとしてメールアドレスに転送してくれるという機能がある。
 それをつかって、当事務所ではFAXが届いたらまず携帯電話に届いたことが通知されて、それに添付されている書類を開けば、外出先でも事務所に届いたFAXを確認できる、という体制になっていた。そう、チョット前までは。

 いつからかこの機能がきかなくなって、受信したことが通知されなくなってしまっていた。
 だましだまし(というか不具合に目をつぶって)使っていたのだが、思い立って原因究明をしてみることに。

 このFAXからメールを送るために、FAXの設定でSMTPサーバーを指定する必要があるのだが、これを以前から事務所内で動かしてるサーバーに指定していた。
 設定をした当初は確かに動いていたはずなのだが、今ではpostfix(というメールサーバソフト)のログを見てみると
to=<xxxxxxx@ezweb.ne.jp>,relay=none,delay=30,status=deferred (connect to [xxx.ezweb.ne.jp]: Operation timed out)
なんて出てきてる。どうやらFAXからサーバーまでは送信完了してるみたいだが、この自宅サーバーからの送信がうまくいってないらしい。

 ここでお世話になるのがぐーぐる様。
 案の定、postfixからezwebのメールサーバーに送信できないという症状は色々な人が経験しているらしい。
 結局、迷惑メール対策の一環か、ezwebはそこらへんのSMTPサーバからの送信は受け付けませんよ、ということらしい。(後日注:11月14日付記事で訂正しています)個別にIPアドレスではじかれているという噂もあるが・・・うちはスパムを送ったこともないし踏み台にされてもいないから、違う・・と信じたい。

 最終的には、自家サーバのSMTPではなく、プロバイダのSMTPサーバを使うように設定変更して解決。なんとも消極的な。でもどうしようもないしねぇ。

2006年11月09日

ネットプリント

 以前からなんとなくあるのは知っていたが、今回役に立ったので報告。

 パソコンからインターネット経由でファイルを送ると、それを全国のセブンイレブンにある高性能コピー機のような端末からプリントアウトできるという「ネットプリント」というサービス。

 1枚の出力にかかる値段は白黒で30円と若干高いが、これがなかなか便利。
 例のごとく、Mac非対応なのだけれど、気にせず使ってみると何も問題ない。実際のところパソコンが絡む作業はファイルをインターネットにアップロードするだけなんだから使えそうだという感じはあったけど、ありがたい。
これほど問題なく使えるのであれば正式対応にしたらいいのに、と思う。

 使い方、具体的には
(1)ネットプリントのサイトでユーザー登録
(2)ネットプリントのサイトにログイン
(3)色々なアプリケーションから「ファイル」→「印刷」を選び、印刷ダイアログから「PDFとして保存...」を選ぶ。これは、本来プリンタに出てくるはずの出力をPDFにして保存する機能だ。デスクトップにでも保存しておこう。
screen4.png
(4)ネットプリントのサイトで「新規ファイルの登録」をクリックする。
screen5.png
(5)「ファイルを選択」ボタンを押して、(3)で保存したPDFファイルを指定。(結構意外なことに、日本語のファイル名もOK)
screen6.png
(6)あとは予約番号(コンビニ店内でこの番号を入力するとプリントできる)タイプなどを適当に入れて「登録する」でアップロード
(7)送信・登録が終われば、画面に予約番号が表示されるのでメモを取ろう。
(8)コンビニへ行って、端末のメニューから「ネットプリント」を選び、予約番号を入力するとその書類をプリントアウトできる。

 Macでは買ったままの状態で、印刷機能のある全てのアプリケーションからPDFを作成できるので、案外とWindowsよりもネットプリントと相性がいいかもしれない。
 なお、ネットプリントのサイトでは「これ(MSゴシック等)以外のフォントを使用した場合、フォントが置換されるためレイアウトが変わる場合があります。」と書いてあるが、この方法で作ったPDFにはフォントが埋め込まれるようなので、Mac専用のフォントを使ってもレイアウト崩れの心配はいらないみたいだ。

 今回はプリンタが調子が悪かったけどどうしても今日中に自宅でプリントアウトをする必要があったのでやむを得ず使った。面白そうなので何かさらに活用法を探したい。外出先でプリントアウトができるというのは使いようによっては仕事にも便利に使えそうな気がするけど。

あたらしいMacBook、登場

 2006年11月8日夜、あたらしいMacBookが発表された。価格は13万9800円から。

 MacBookはノート型Macのエントリーモデル(入門用の安いモデル)で、インテル製CPUが採用される前はiBookと呼ばれていたものに相当する。

 変更点は、なんといってもCore2 Duoが搭載された点。
 Core2Duoは、インテルの最新CPUの名前なのだが、いわゆる64ビット対応のCPUであり、これから出てくるであろう64ビットOSにも対応できることになるだろう。(ただし、64ビットCPUの一つの利点である最大搭載メモリ容量の増加に関しては、今回のMacBookも最大2GBまでとなっておりその利益を享受できていないようだ)
 クロック周波数は1.83Ghzと2.0Ghzの2つ。2.0のほうは本体色が白いものと黒いものでバリエーションがわかれ、全部で3モデル出ることになる。

 さて、この点は前から話題になっていたのだが、3モデルのうち中モデルと上モデルの間の価格差が相変わらず気になる。
 というのも、中モデルと上モデルは、スペック的な違いはハードディスクの容量が20B増えただけ。だけど2万円の価格差があるのだ。上モデルだけ黒なので余分なコストがかかっている(単に黒というだけでない特殊な加工がしてあるらしい?)が、それにしてもなあという気がする。
 しかし、以前のノート型Mac(97〜99年頃だろうか。PowerBook2400〜PowerBookG3あたり)は黒かったので、その頃を知っている人は懐かしく思ってプレミア価格の黒モデルも歓迎しているようだ。

 いずれにせよ、Core2Duo搭載のノートパソコンがこれだけの価格で出てくるというのがすごい。
 いや、確かにコストパフォーマンスはいいのだが、もう少し安いノートパソコンが出てもいいかな、という気がする。たとえば、CoreSolo 1.6Ghzでコンボドライブ、30GBHDD、AppleRemote別売り、という感じで99,800円!とかなら人にも勧めやすい。

 それはそうと、Appleはここ1、2年、ほとんどのMacにBluetoothを標準搭載している。もちろん、今回のMacBookの一番安いモデルもだ。
 現在のBluetoothの状況はあまりぱっとせず、普及が遅れている状況だが、Appleはキーボード・マウスを無線にする以外にこれからBluetoothを使って何かをするつもりなのだろうか。現状はBluetooth内蔵Macが行き渡るのを待っているような気がする。

2006年11月12日

パーティション操作

 最近、Parallelsを使っていて、ハードディスク容量の不足を感じるようになった。
 もちろん、Mac本体のハードディスク容量ではなく、Parallelsで動いているWindowsのハードディスクである。Parallelsで動くWindowsのハードディスクは、Macのハードディスクの中の1ファイルになっている。
screen3.png

 このハードディスクの容量はWindowsのインストールをするときに最初に決めるのだが、残念ながら最初に決めた4GBでは足りないようなので大きくしたいと思ったのだ。

 やりかたを調べてみると、ハードディスク容量を大きくするには「Parallels ImageTool」というParallelsに付属しているツールを使えばいいらしい。ふむふむ、と操作して4GB→8GBに拡張してみた。
 ところが、成功して再起動してもCドライブの容量は変わっていない。どうやら、確かにハードディスクの容量は増えたが、これはハードディスクの増加分はパーティションを割当てていない部分になっただけでCドライブにしていたパーティションの容量は変わらない、ということらしい。
 この未割当部分に新たにパーティションを割当てて、Eドライブなんかをつくることはできるのだが、これじゃいまいち便利じゃない。
 もちろん、HDDを全消去してCドライブのパーティションを8GBで割り当て直せば解決するが、面倒なので消去はいや。

 そんなわけで、前置きが長かったがパーティション操作をできるソフトを探していた。
 その結果、「GParted」というオープンソースソフトを見つけた。どうやら、WindowsパソコンをCDに記録したLinuxOSで起動して、HDDの情報を操作できるみたいだ。
 早速、そのCDイメージをダウンロード。ここでWindowsパソコンだったら、そのイメージファイルからCDを焼いて、それをつかってパソコンを起動することになる。
 しかし、Parallelsなら、そのイメージファイルをパソコンに挿入されたCDとして使う、と指示してあげるだけでCDブートができる。ParallelsはPCエミュレータであり、(Windowsを、ではなく)パソコンを擬似的に再現しているので、Linuxでも何でも(例外はあるけど)動くのだ。こんな感じで。
screen2.png

 このGPartedの操作説明は省略するが、かくして、4GBを割り当てられていたパーティションを拡張し、8GBにすることができた。
 Macには残念ながら、GPartedのような無料のパーティション操作ソフトはない。こういうところがWindowsとのソフトの数の違いを感じるところである。もっとも、Macはバックアップ→リストアが簡単にできるので、仮にあったとしても全消去してパーティションをきり直したほうが楽かもしれないが。

2006年11月14日

続・FAX転送ができなくなった?

先日、自宅サーバからSMTPでのFAX転送ができなくなったのは、ezweb側で規制が
かかっているようだ、という記事を書いたが、どうやらこれは間違いだったようだ。

当事務所で使っているのは、k-opti.comの光ファイバーなのだが、携帯電話への転送ができなくなったのは、9月25日から始まったk-opti.com側の規制(Outbound Port25 Blocking、略してOP25Bと言われている)によるものらしい。
eoの迷惑メール対策の強化について
〜送信ドメイン認証および25番ポートブロックの導入〜

これは、メール送信の通信には25番ポートが使われることから、プロバイダ内から外部への25番ポートによる通信を遮断することで迷惑メールを多数送信しているメールサーバー(プロバイダの提供するSMTPではない、いわゆる自家サーバが多い)の活動を止めてしまおうというものだ。
このOP25B導入は最近のトレンドでもあるが、全部の25番ポートの通信を止めてしまうものだと思っていたので、まさか携帯電話向けの25番ポート通信だけ止めているとは思わなかった。
まあ、プロバイダの送ってくるニュースをしっかり見ていればこんな勘違いもなかったのだろう。油断した。

前回の記事を信じてしまった方にはお詫び申し上げます。ごめんなさい。

2006年11月20日

ラーメンズ

 失礼ながら、この人たちの名前を初めて聞いた。
 なぜ聞いたかといえば、あたらしいAppleの宣伝しかもiPodやiTunesではなくて、久しぶりにMacのTVCMが始まって、それに出ているのがこの人たち、というゆえんだ。

 「こんにちは、Macです」からはじまる軽いリズムに乗って流れるこのCM、いまのところ3バージョンあるらしい。そのうちの一つに「ウイルス」というのがある。この「ウイルス」バージョンは、「Windowsには114000種類ものウイルスが出回っているが、Macはウイルスの心配はないよ」というもの。

 実際、去年1年間でMacをターゲットにしたウイルスはいわゆる「コンセプト実証型」(こういうことができますよ、というデモの為に作ったもので、実際にはほぼ出回っていないもの)が10種類ほど(数は適当)あっただけ、という状態で、そういう意味では確かに安全ではある。
 しかし、別段Macがウイルスを実行できない特別な仕組みがあるから安全というのではなく、単に今のところ狙われていないから、というのにすぎない。いうなれば、山奥の村に住んでる人は「家に鍵なんかかけないよ」という人が多いのと同じような感覚か。

 正確には、Macではシステムに変更を加える時は常にパスワードの入力を求められる(つまり知らない間にシステム全体に関わるソフトをインストールされるということがない)ので、Windowsと全く同じ条件というのではないのであるが、それでも何も警戒しなくてよいというわけでは決してない。

 個人用のMacに関して、ウイルス対策ソフトまで導入して防御する必要は現在のところないと個人的には思うが、出元不明なファイルを開いたり不用意に怪しいリンクをクリックしたりしないといった基本を守ることと、いざ流行りだしたときに対応できるように情報収集は常に怠らないようにしたい。

2006年12月02日

複合機の濡れ衣

当事務所では、ブラザーのMFC-8820JNというレーザー複合機を使っていることは以前に書いたが、最近悩んでいたこの機械に関する問題が一つ解決した。
何かと言えば、「FAXが届いた時に、予め定めたメールアドレスへFAX(の画像)を転送する機能」の作動時に最初の1ページ目しか届かないという問題である。

いや、正確に言えば問題でもなんでもなかった。
単に届いたTIFF書類を開いて表示されたウインドウに1ページ目の画像しか表示されないのを見て早合点してしまっただけの話。

実は、FAX画像ファイルを「プレビュー」というMacに標準装備されている画像表示ソフトで開くと、親切なことにウインドウの横にちょこっとくっついたウインドウ(MacOSXの特徴的な表示方法で「ドロワー(引き出し)」と言われている)に全ページ数の表示付きで案内してくれていたのだ。
screen1201-2.png
もちろん、「イメージ2」を選択すれば2ページ目が表示される。
言い訳すれば、画像ファイルを開いただけの状態では、このドロワーが表示されないので自分で「パネル」ボタンを押してドロワーを引き出してやる必要があるので気づかなかったのだ。

誰もこんなところでつまづかないとは思うが、何かの役に立つかもしれないので一つの失敗談として記録しておこう。この件で、ブラザーのサポートセンターに2回も電話してお手を煩わせてしまった。本当に申し訳ないと思う。
(でも、こんな簡単なことなら1回目で「ドロワーの中の表示を確認しましたか?」とか言ってほしかったな〜とも思ったり。でも、サポセンの方は本当に感じのいい人でした。感謝感謝)

2006年12月04日

一足飛びの進化

先日、Parallelsというソフトウェアを紹介した。Macの中で仮想的にWindowsを動かすというソフトだ。

12月1日にこのParallelsに大きなアップデートがあった。まだβ版(作りかけ)での発表なので、正式なアップデートではないが一般の人もダウンロードして試してみることができる。
今回のアップデートはかなり面白い。

目玉はなんと言っても、Coherence(コヒーレンス)モードだ。こんな感じ。
screen06120401.png
WindowsのInternetExplorerのウインドウがあたかもMacのソフトのように画面に表示されているのがわかるだろうか。
ちなみに以前はこんな感じだった。
screen06120402.png
Windowsのデスクトップが表示され、その中にInternetExplorerのウインドウがある。要するにWindowsマシンを使った時のモニタの表示そのままだ。

どうやってこんなことが可能になっているのか、といえば、実のところ仕組みは単純である。Windowsのデスクトップを完全に透明にしてしまえば、Windowsのウインドウが表示されている部分だけが表示され、デスクトップが見えるはずのところは透明だから後ろにあるMacのウインドウやデスクトップが見えているという仕掛け。
screen06120403.png
たったそんなことか!と思いつつも、素晴らしいアイデアだ。また、実際に実現するには困難な技術的作業もあっただろうと思う。こういう進化を目の当たりにするのは本当に楽しい。

他にも、以前要望を書いていたファイルのドラッグ&ドロップでの受け渡しや、BootCamp用としてインストールしたWindowsボリュームからParallelsでWindowsを起動する(ややこしい)ことも可能になっているらしい。さらに、以前Parallelsではうまく動かなかったICカードリーダが正しく動くようになった。

結構前の話であるが、年内には3Dゲームも動くようにするぜ!という発表もあったので、さらなる改良がありそうだ。年末年始の楽しみとなるかもしれない。

2006年12月12日

公的個人認証

苦節○年(実際は2年ほど)、とうとう出ました。
Mac用の公的個人認証クライアントソフト!
「公的個人認証サービス都道府県協議会」のお知らせ、およびクライアントソフトのダウンロードはこちら

やはりというか、当然か、クライアントソフトはJavaでできているようだ。これならLinuxへの移植も遠くない頃にされるのではないかと期待できる。

それじゃ試してみますかね、とみてみたところ、あれ・・・「PowerPC用」だって。
まあいいやとIntelチップのMacBookProで試してみたが、

screen061212-01.png

当然のように撃沈。動作確認はやはりPowerPCを持っている人に任せよう。

もっとも、Macを持ってて、それがPowerPCのマシンで、Mac用のICカードリーダー持ってて、住民基本台帳カードも持ってて、電子証明書も入れている人、というのが日本でいったい何人いるのかは知らないが。

とはいえ、ここまでくれば一安心。Intelにもじきに対応してくれるだろう。よくやった!

2007年01月06日

あけましておめでとうございます

ここでは今年もMac関連のブログとして突っ走っていくのでよろしく(笑)

さて、そろそろ今年のMacWorld Expoが始まる。
MacWorldExpoとは、毎年1月に開催されるMacの祭り(博覧会?)で、今年は1月9日(アメリカで開催されるので現地時間)に行われる。

もちろん注目は、Expoの開催初日に行われる基調講演だ。この基調講演では毎年、Apple関連の業績発表や新製品の発表等が行われる。そのせいで、世界中のMacファンがこの講演のインターネット中継を見ながらわいわい話し合っている。(ここ最近はネット中継されていなかったので、現地で聞いている人がチャットで中継したりしてた)

今年は、どんな製品が発表されるのか。
下馬評どおり、写真・音楽・ムービーを楽しんだり作ったりできるiLife'07、ワープロやプレゼン等ができるiWork'07あたり、あと、今年前半に発売されることになっているMacOSX 10.5(Leopard)の詳細について発表される。そして、MacやPCとテレビをつなぐネットワークメディアプレーヤーといわれている「iTV」、このあたりは間違いないだろう。

あと、噂としてはアップル製携帯電話端末「iPhone」、タッチパネルのワイドスクリーンを搭載した次世代のiPodやタッチパネルのついたタブレットMac、なんていう話もある。
実際のところ、今までの例からしてもほとんどの噂はガセで、もしかしたらiPhoneがでるかな〜という感じだがキャリアが端末を支配している状況の日本では発売されることはないからあまり期待してない。

日本時間では10日の深夜2時に基調講演がはじまる。ネット中継やチャットでの中継の具体的な予定は知らないが、期待したい。

2007年01月10日

基調講演の結果

各種メディアでも既に報じられているところであるが、つい6時間ほど前に行われたアップル社長のSteve Jobsによる基調講演においていくつかの新製品が発表された。

列挙すると、iPhoneApple TV新しいAirMac Extremeの3つとなる。一般的にはiPhoneの方が大きな話題になるのだろうが、私的に注目度が高いのがApple TV(以前はiTVと仮称されていた)だ。

Apple TVは、いわゆるネットワークメディアプレーヤーだ。この手の製品はわりと昔から細々と売られてはいたがあまりヒットはしていない。それでもマニアの間では楽しめる機械として普及している。
日本では、Syabas系と通称される、HTTPとHTMLでメニュー画面を表示したりストリーミングをしたりするタイプのメディアプレーヤーが有名だ。たとえば、IODataのLinkPlayerシリーズとか、BuffaloのLinkTheaterシリーズなど。

screen20070110-1.png
で、これらとAppleTVはどのあたりが異なるのか。
まず第一にあげられるのは、Appleらしいインターフェイスの洗練度だ。
こちらでもみてもらうとわかるだろうが、おおむねFrontRowのインターフェイスを基にしているらしい。スムーズな画面切り替えと美しい文字表示は、Syabas系プレーヤーにはなかったものだ。

あと、私的になるほど〜と思ったのが、AppleTVに40GBのハードディスクを内蔵している点。
Syabas系プレーヤーにはHDDが入っておらず、動画を再生するためにはデータの送信元となるパソコンが常に起動している必要がある。私もSyabas系プレーヤーを使っていて、まあそんなものかと気にもしていなかったのだが、面倒に思うこともあるだろう。
一方、AppleTVでは内蔵のハードディスクに動画ファイルをコピーすることができ(というか、iTunes上でiPodに曲を入れるようにドラッグ&ドロップでプレイリストを作り、それをAppleTVと同期させる)、この中に入っているファイルを再生する限りはパソコンを起動していなくてもいい。リビングでパソコンのことを気にせずに気軽に動画を楽しむための合理的な機能だと思う。
また、いままでのメディアプレーヤーと同じようにパソコンを立ち上げておいてストリーミングで直接動画ファイルを送ることもできるそうだから、使用できる方法の幅が広がったといえるだろう。

ワイドテレビが必要とされている点は私的にはマイナス(薄型TVをもってないので)だけど、これはまあ時代だからやむを得ないか。
あと、再生可能ファイルの種類がVideo iPodに準ずるH.264とMPEG-4のみに限られるところもマイナス。すくなくともMac単体でTV放送→AppleTVで再生可能なファイルにハードウェアで変換できるような方法はないことになる。
(もっとも、最近のMac用TVチューナーにはほどんど、ハードウェアでのDVやMPEG2録画→ソフトウェアでH264等への変換、を自動でやってくれる機能がついているので、変換に少々時間がかかることを除けば気にならないのかもしれない。なお、WindowsにはH.264で直接録画できるチューナーが存在する。これとか)

今までSyabas系プレーヤーを使ってきて、それで再生するためのファイル資産が蓄積されている私のような状況の人からすれば、Divx+aviあたりには対応してほしかったな〜と思うところ。まあ、MacBookProなら動画変換も速いからもう一回変換しなおしてもいいんだけど。

iPhoneについてはまた後日。

2007年01月12日

iPhone

あまり発表されるとは期待していなかったiPhone。出てしまった。

これが何かといえば、一言で言えば携帯電話機能付きのiPodである。前面にはボタンが一つだけ。他のボタンは全て画面に表示されるタッチパネルで操作するというスタイルだ。いわゆるPDA的な使い方ができるかはまだ不明。
これまた、前面が全てタッチパネルという携帯電話は、日本でも何度か発売されている。たとえばパイオニアから発売されたDP-211などだ。こういうチャレンジャーなところは好きなのだが、まだ登場が早すぎたようだ。

さて、何かと話題の「Youtube」で、CNNニュースがiPhoneを取りあげた映像を見ることができるようになっていた。下の再生ボタンをクリックしてみてほしい。

これを見れば、iPhoneで何ができるのかだいたいわかると思われるが、目玉はインターフェイスの動きの多彩さと、操作方法だ。
ClieなどのPDAでは、アドレス帳を縦スクロールをする時は、画面上の「下へスクロールするボタン」を押したり、本体についているジョグダイヤルを操作したりする必要があった。ところが、iPhoneでは、画面を上下に弾くように指でなぞると、スロットが回るようにくるくるとスクロールしていく。指を離して惰性でスクロールしている時に、もう一度画面を押さえるとピタっとスクロールが止まる。
他にも、画面を縦長に使うときと横長に使う時の切り替えは、通常は切替ボタンを押したりする必要があるが、iPhoneではセンサーの働きで本体を横向きにしている時は横長画面、立てている時は縦長画面に自動で切り替わる。(上の動画の2分15秒あたりから)
しかし、iPhoneのような画面をなぞってスクロールさせるような操作方法で、文章中の文字を選択する操作をどうやってするんだろう、という疑問もある。実機をぜひ見てみたい。

さて、iPhoneの日本での発売予定は今のところ明らかにされていない。アジアでは2008年に発売予定、と発表しているが、これとて日本が含まれるかは不明だ。現在のiPhoneには日本の携帯電話で使われていない電波の方式が使われているからだ。
出るとしたらソフトバンク携帯として出そうな気がするが、早くとも丸1年以上先の話となればいまから色々考えても仕方ない。電話機能を取り去って、第6世代iPodとして出してくれれば・・と思うけど、高くなるだろうなぁ〜。

余談:
数年前には、AppleがPDAを発売するという噂があって、基調講演直前にリーク情報!といって「iWalk」というニセモノPDAの情報が流れたことがあった。ご丁寧に動画までつくって手の込んだドッキリだったけど、今からすると古さを感じるデザインだな、と。

2007年01月19日

うまい商売?

いうまでもなく、iPodが人気だ。
数日前、米アップルのすごい業績が発表されたが(プレスリリース)、その好調の元の多くはやはりiPod(とiTunesStore)。
しかし、あまり目立たないがMac部門も好調だ。前年比では25%以上の伸び率となっている。

このMac部門の伸び方の要因のひとつはなんと言ってもBootcampとParallelsだろう。
この両者については以前触れたことがあるが簡単にいえば、
(1)「Bootcamp」はMac(というパソコン)でWindowsOSを動かせる(つまりMacをWindowsパソコンとしても使える)仕組みのことで、
(2)「Parallels」はMacOSの中でWindowsを動かしてしまう(つまりWindowsOSをMac用のひとつのアプリケーションとして動かせる仕組み)というソフトのこと
ということになる。
このような仕組みがあることによって、「Macを使ってみたいけど、Windowsパソコンもないと何となく不安だなぁ」という層に確実に訴求している。
ただ、こういうモノがあってもそれがあることを知ってもらわないと意味がないのは当然である。

ところで今日、いつもWindowsパソコンを使っている人と話をしていて、その人がParallelsのことを知っていて驚いた。
なんで知ってるのかな?と思って話していると、その人はiPodユーザーだという。聞くところによると、iPodを買って使うためにiTunesをインストールする過程でアップルにメールアドレスを登録したらしく、その後Appleからの新製品に関するメールが送られてくるのだとか。

ふむ。なるほど。iPodの人気をうまくMacの販促にも使っているね。
というわけで、まずは圧倒的に強い分野を作ってからそれを突破口に事業を広げていくという営業方法、見習いたいところだな、と。

2007年01月29日

Dashcode

発表されたのはチョット前の話になるが、いまになって試してみた。
MacOSXには、Dashboardというちょっとしたアプリケーションをキーひとつで呼び出したりしまったりできる機能がある。詳しくはAppleのDashboardのページを参照のこと。
そして、今回のネタである「Dashcode」はこのDashboardで使えるアプリケーション(ヴィジェットという)を作成するためのソフトだ。スクリーンショットはこんなの。
screen070129-1.png


このヴィジェットは、HTMLとJavascriptという言語でできているホームページのような仕組みなのでこれらを使えるならDashcodeを使わなくても作成できる。実際、このDashcodeが出たのもつい最近なので、現在有名なヴィジェットはほとんどDashcodeを使わずに作られたもののはずである。
とはいえ、Dashcodeを使わなければヴィジェットの外見を整えるのにかなりの労力を使うらしい(今まで作ろうとしたことはないので伝聞だが)。そこでこのDashcodeが活躍する。ドラッグ&ドロップでヴィジェットの外見はほとんどできてしまうのだ。

というわけで気が向いたので、ヴィジェットをひとつ作ってみた。
行政書士の仕事では、ときどき2つの日の間の日数や年数を計算しなければならないことがある。
そこで、日付を入力してボタンを入力してボタンを押すと、即座に日数と年数を計算してくれるソフトにしてみた。その名も「日数計算!」(そのままやん)
screen070129-2.png

なかなか便利?かな。

2007年03月12日

Parallelsも完璧じゃない

久しぶりのエントリー。1ヶ月ぶりくらいか。
最近なんだか時間がおしてて、ゆっくりとここのネタを考える時間がとれなかったのだが、ちょっと気づいたことがあったので書いておく。

現在、当事務所では電子定款認証のために、Adobe Acrobat(Windows版)と、サムポローニアexというソフトを組み合わせて使っている。
導入当初、Parallels上で、これらのソフトを使ってみようとしたのだが、両方ともインストールは何の問題もなく終わるが起動に失敗するという不具合(?)に見舞われたため諦めてWindows実機で使っていた。

最近、Parallelsの進化が著しいのでもしかしたら今なら使えるようになっているかもしれない!と意を決してもう一度両者をインストール。起動してみる。

pict070312.png

あらら、やっぱり同じ症状で失敗した。
Acrobat起動時にこんなエラーが出るのだが、サムポローニアをインストールしなければ何もエラーが出ないので、署名プラグインを読み込む時にエラーがおきてるらしいことがわかる。
ちなみに、実機ではこのようなエラーが出ないですんなり起動したので、もしかしたら仮想環境上では使えないようにしてあるのかもしれない?謎は多いなぁ。(実際のところ問題の切り分けのために試せることはまだまだあるが、どうせ4月になったら使わなくなるソフトだからあまり真剣に努力するつもりはないのである)

ま、そんなわけでWindowsを動かせてしまうParallelsも100%完璧!というわけではない、というお話だったとさ。
うーむ、当たり前すぎてオチがない・・・。

そういえば、4月からはAcrobatに電子署名プラグインを足さなくても定款認証ができるようになるので、もしかしたらMac版のAcrobatでも電子定款認証ができるようになるんだろうか。
うちはもう残念ながらWindows版を買ってしまったので試せないが、誰か試す行政書士さんは・・・いないかな。多分。

2007年03月18日

フカヒレをおいしくいただく方法

といっても食べ物の方ではなく、米Griffin Technology製USB接続のAM/FMラジオチューナ「RadioShark2」である。なにがフカヒレなのかは見ていただければ一目瞭然だと思う。
http://www.griffintechnology.com/products/radioshark2/

それはそうと、私は結構前からこのRadioShark(の「2」ではない方)を持ってはいたのだが、ノートパソコンにUSBケーブルをさすのが面倒であまり活用できずにいた。

そしてしばらくその存在をわすれていたのだが、そこに救世主が現れた!
それが、nihondoさんの公開してくれている「dircast」というperlスクリプト。
これは、特定のフォルダの中身を検索してRSSで出力してくれるというスクリプトなのだが、これをセットしておくとRadioSharkで予約録音した番組をPodcastの形で配信してくれるようできる。
私は(shuoh-gyosei.comとは別に)自家Webサーバーを公開しているので、外出先でもどこででも、すぐにiTunesで録音された番組を受信しiPodに同期できるようになった。

ちょっと設定が面倒なところもあるけど、そこはスクリプトなんで仕方ない。常駐で動かれるよりはサーバーにもやさしいような気もする。
nihondoさんのおかげで、とにかくRadioSharkをもっと活用できそうでうれしい。公開元はだめちゅんにっき

問題は、私が今のところ特に聞きたいラジオ番組がないことである。仕方ないからラジオで英会話でも勉強するかな(本末転倒?)。

ちなみにこのRadioShark。いちおうMac/Win両対応ということになっているが、Windows用のソフトはわりと適当な作りで全ての機能を使うことはできない状態らしい。もしWindowsユーザーの方が買ってみようという場合は下調べすることをおススメしておく。

2007年04月01日

口コミ作戦?

アップルが、Macを欲しい人にあげちゃうキャンペーンを実施中だ。
すでにブログを開設している人に4ヶ月間Macをつかってもらって、ブログで10回以上感想を公開してもらう。期間終了後にはMacをそのままあげてしまうという太っ腹なキャンペーンとなっている。

現在Windowsを使っているがMacを使ってみたいという方、当たるかはわからないが応募してみてはどうだろう。URLは以下。
http://www.apple.com/jp/articles/startmac_monitor_2/

以前も同種のキャンペーンがあったような気がするが、その時は定期的に銀座のAppleStoreまで通える人、という条件がついていたと思う。今回はそのようなこともない(Macでわからないことがあれば全国のAppleStoreでレッスンが受けることもできる)ようだ。

どんな機種がもらえるのかな?おそらくiMacのいちばん安いやつか。

2007年04月03日

安全なUSBメモリ

私達のような事業者にとっては、情報流出は命取りとなるためセキュリティに敏感にならざるを得ない。今のところ、顧客の情報をUSBメモリに入れて、という運用はしていないがこれからやりたくなるかもしれないので、暗号化USBメモリの情報をしらべておいた。

条件は3つ。
(1)MacでもWindowsでも(Linuxでも)使えること
(2)データが暗号化されていること
(3)専用ソフトが不要なこと

この条件で探してみるとこれが案外ない。もちろんWindows専用とかMac専用のものは色々あるが、仕事の8割をMacで行っている当事務所的にはMacで使えないと意味がないし、Windowsでも使えないと実際のところ差し支えがある。
結構な時間をかけて結局見つかったのは「BioSlimDisk」というものだけだった。

他の製品はたいていメモリ内部に仕込んだ専用ソフトを使ってデータを暗号化しているようだが、これはUSBポートに差し込んで指紋認証を行い、認証に成功するとあとは通常のUSBマスストレージとして使用できるようだ。

しかし、いかんせん高い。1GBで36,809円也(amazon価格)。現在の1GBメモリは2000円ほどからあるので実に10倍以上。指紋認証と暗号化/復号化のためのプロセッサを内蔵しているんだから高いのは当然なのだがせめて1万円くらいにならないものか。
あと・・見た目も改善してくれるとウレシイかな。

2007年04月05日

かつらぎしときたかつらぎぐん

ワープロソフトで申請書を作成していると何かと問題になるのが地名の字形だ。
(人名はもっと問題になりそうだが、いまのところ困ったことはない)

特に奈良県は、hikuzu2.png城市と、北hitokuzu2.png城郡が入り交じっているからたちが悪い。
備忘録としてこれらの関係をさらっておこうと思う。

もともとの「くず」の漢字はhitokuzu2.pngのほうだったらしい。ところが、これが簡略化されたhikuzu2.pngがパソコンの標準フォントで使われてきた。

そんなわけで、厳しい役所だと「くずの字が違いますね」とツッコミを受けることもある。(実際にそのせいで受理してくれなかったことはないけど)
このような状況をみてか、Windows Vistaの標準フォントではhitokuzu2.pngの文字が表示されるように改良された。

またまたところが、平成16年に誕生した「かつらぎし」が本来略字であるはずの「hikuzu2.png城市」を正式標記にしてしまったために、Windows Vistaでは、葛城市の正式名称が表示できないという事態になっている。

ここからが本題。
実は、Macを使っていればこれらの文字を使い分けることができる。方法は2つ。

長くなりそうなので続きは次に。

2007年04月08日

かつらぎしときたかつらぎぐん3

Macで、hikuzu2.png城市と、北hitokuzu2.png城郡を使い分けるもうひとつの方法について。

前回はヒラギノフォントに入っている異体字を使う方法を紹介したが、これは異体字の表示に対応している一部のアプリケーションでしか使えない方法でだった。
「MS Officeが使えねーと仕事になんねーんだよバカヤロー」というあなたのために、今回は全てのアプリケーションで使える方法を紹介しよう。

といっても何のことはない、フォントを切り替えるだけだ。

たとえば、本文を「MS明朝」フォントで作成している場合は、「きたかつらぎぐん」と入力して変換するとhikuzu2.pngの字がでてきてしまう。
そこで、hikuzu2.pngの字を選択し、使用フォントを「MS明朝」から「AppleMyungjo」に変えてみよう。

するとあら不思議、hitokuzu2.pngの字に変わってしまう。いちおう一文字だけ違うフォントで表示している状態なのだが、元の字形が似ているのか官公庁のように外字で作ってしまうよりは違和感はないと思う。
result070408.png

結局フォントを切り替えているだけなのでテキストデータにすると元に戻ってしまう点には注意が必要。

2007年04月20日

Freeway Proを使いこなそう(1)

自分自身の備忘録のために、Freeway Proの使い方を解説しておく。
今回は、「メニューバーを作る」の巻!

この、企業のホームページでもよく見かける「製品情報」とかいうリンクの上にマウスを持っていくと、各製品の名前のメニューが下に出てきて、それを選択することができるというインターフェイス。ここでは仮にメニューバーと呼んでおくが、これをFreewayで作ることができる、というのは前から知ってはいた。
しかし、どこをどう探しても見つからない。
仕方なく(!)ヘルプを読むと、日本語のヘルプには何も載っていないが英語のヘルプで作り方が載っていた。まあ、他の人もそこを見れば解決するのだが、英語嫌いな人もいるだろうから、解説しとく。

流れとしては、
(1)常に表示されているメニューバー部分を作る
(2)下に出てくるメニュー部分を作る
(3)メニューバー部分(1)のプロパティ設定で、(2)があなたの内容ですよ、と教えてあげる。

というもの。順にみていこう。

(1)常に表示されているメニューバー部分を作る
メニューバーはテーブルで作る。ここでポイントは縦1列のテーブルを作ること。横はメニューバーに含まれるメニューの数だけ作る。
ここでは例題としてMacユーザーおなじみの、「Finder」「ファイル」「編集」という3つのメニューがあるメニューバーを作成しよう。
まず、テーブルを作る。ここでは縦1列、横3列で。
07042001.png

ここにメニューの内容を書いていく。
07042002.png

あとは適当にスタイルを変えてしまおう。
07042003.png


次に、このテーブル全体を選択した状態で、「アイテム」→「アクション」→「メニューバー」を選択する。これで、ひとまず完成だ。
07042008.png

(2)下に出てくるメニュー部分を作る
さらに、メニュー部分もテーブルだ。縦横のセルの数が(1)と同じものを作る。つまりここでは横3、縦1のテーブルだ。
作ったら、それぞれのメニューの中身を書いていこう。
「Finder」メニューの中には「Finderについて...」や「環境設定...」「ゴミ箱を空にする...」を入れるので、一番左のセルにこの内容を書いてやる、という要領で他のメニューも作っていこう。
07042005.png

ポイントは、メニューひとつごとにリターンキーで改行することだ。シフト+リターンで改行しても認識されないので注意しよう。
これで中身も完成。わかりやすいように、この(2)にタイトルをつけておこう。ここでは仮に「MenuContent」としておくよ。


(3)あとは、(1)にあなたのの中身は(2)ですよ、と教えてやる。

まずは(1)のテーブル全体を選択する。次に、画面に「アクション」ウインドウを出そう。もちろん出ていればそれでいいが、なければ「ウインドウ」→「アクション」を選んでやればいい。
正しく(1)が選択されていれば、アクションウインドウの中は「メニューバー」アクションのプロパティが表示されているはずだ。
この中に「メニュー項目(テーブル)」というポップアップメニューがあるので、それをクリックしてみよう。「MenuContent」がでてくるはずなので、それを選ぶ。
07042009.png
これでこのステップも完了。

さて、それでは動作確認だ。
07042010.png
こんなふうにメニューバーがつくれる。


・・・とおもいきや、「Finder」メニューからカーソルを動かしたところ最初に設定したメニューバーの背景色が消えてしまって文字が見えなくなってしまった。
07042011.png


さすがにこれが正常の動作なはずはない・・と思うのだがどうだろう?

しかし実は、ここはやり方次第ででカバーできる。
その方法を次回お伝えしよう。